【JavaScript】改行を削除・置換する方法

JavaScriptを使って文字列の改行を削除したり、別の文字に置換したりするのは、データの整形やクリーンアップにおいてよくある操作です。本記事では、replaceメソッドを使用して改行を削除・置換する方法について詳しく解説します。

改行を削除する方法
以下のコードは、文字列からすべての改行文字を削除する例です。
改行を別の文字に置換する方法
まとめ

改行を削除する方法

改行を削除するには、正規表現を使って改行文字を空文字に置き換えます。改行文字には、\n（LF）や\r\n（CRLF）がありますので、これら両方に対応する必要があります。

以下のコードは、文字列からすべての改行文字を削除する例です。

const text = "Hello\nWorld!\r\nThis is a test.";
const result = text.replace(/[\r\n]+/g, ''); // 改行を削除
console.log(result); // "HelloWorld!This is a test."

このコードでは、/[\r\n]+/gという正規表現を使用して、すべての改行文字（\rと\n）を対象にしています。gフラグはグローバル検索を意味し、すべての一致する部分を置き換えます。

改行を別の文字に置換する方法

改行を特定の文字や文字列に置き換える場合も、正規表現を使用します。例えば、改行をスペースに置き換える場合は以下のようにします。

const text = "Hello\nWorld!\r\nThis is a test.";
const result = text.replace(/[\r\n]+/g, ' '); // 改行をスペースに置換
console.log(result); // "Hello World! This is a test."

さらに、改行をカンマに置き換える例は以下の通りです。

const text = "Hello\nWorld!\r\nThis is a test.";
const result = text.replace(/[\r\n]+/g, ', '); // 改行をカンマに置換
console.log(result); // "Hello, World!, This is a test."

また、改行をbrタグに置換する方法については以下の記事で解説しています。