【bat】バッチファイルでファイルを削除する方法

ファイルを一括で削除する際、手動で削除するのは手間がかかります。そんなときにはバッチファイルを利用することで効率的に作業を進めることができます。本記事では、バッチファイルを使ってファイルを削除する方法を解説します。

単一ファイルを削除する

特定のファイルを削除する場合は、delコマンドを使います。以下のように記述するだけで簡単に削除できます。

del C:\path\to\file.txt

複数のファイルを一括で削除する

特定の種類のファイルを一括で削除するには、ワイルドカード(*)を使用します。例えば、特定のフォルダ内のすべての .txt ファイルを削除するには以下のようにします。

del C:\path\to\*.txt

削除確認メッセージをスキップする

ファイルを削除する際に確認メッセージが表示されるのを避けるためには、/Q オプションを追加します。これにより、確認メッセージなしで一括削除が可能です。

del /Q C:\path\to\*.txt

バッチファイルの具体例

以下に、特定のディレクトリ内のすべての .log ファイルを削除するバッチファイルの例を示します。

@echo off
del /Q C:\path\to\directory\*.log
echo All log files deleted.
pause

このバッチファイルを実行すると、指定したディレクトリ内のすべての .log ファイルが削除され、「All log files deleted.」というメッセージが表示されます。pause コマンドによって、ユーザーがキーを押すまでコマンドプロンプトが閉じないようにすることができます。

まとめ

バッチファイルを使用することで、手間をかけずに効率的にファイルを削除することができます。今回紹介した方法を活用して、日常のファイル管理をよりスムーズに行いましょう。