バッチファイルを使って特定のタスクを自動化することは、効率を大幅に向上させる手段の一つです。今回は、バッチファイルを使ってファイルの拡張子を取得する方法についてご紹介します。
バッチファイルで拡張子を取得する方法
バッチファイルでは、%~xI 修飾子を使うことで簡単にファイルの拡張子を取得できます。
以下のバッチファイルのコードを使用して、指定したファイルの拡張子を取得することができます。
@echo off
setlocal
rem ファイルパスを指定
set "file=C:\path\to\your\file.txt"
rem ファイルの拡張子を取得
for %%I in ("%file%") do set "extension=%%~xI"
echo ファイルの拡張子は %extension% です。
endlocal
pause
- ファイルパスの指定: set “file=C:\path\to\your\file.txt” の部分で、対象となるファイルのパスを設定します。
- 拡張子の取得: for %%I in (“%file%”) do set “extension=%%~xI” の部分で、for ループを使用してファイルの拡張子を取得します。%%~xI が拡張子を表しています。
- 結果の表示: echo ファイルの拡張子は %extension% です。 で取得した拡張子を表示します。
実行結果
このスクリプトを実行すると、例えば file.txt というファイルの場合、以下のように表示されます。
ファイルの拡張子は .txt です。
まとめ
バッチファイルでファイルの拡張子を取得する方法について紹介しました。シンプルなコードでありながら、非常に有用なテクニックです。他のタスクと組み合わせることで、バッチファイルの活用範囲が広がることでしょう。是非、試してみてください。