【SQL】ORDER BY句でデータをソートする方法

データベース管理で最も一般的なタスクの一つは、データを取得して必要に応じてソートすることです。SQLを使用すると、データをソートするのが簡単になります。この記事では、SQLのORDER BY句を使用してデータをソートする方法について解説します。

ORDER BY句の基本構文

SQLでデータをソートするには、ORDER BY句を使用します。ORDER BY句は、指定した列の値を昇順:ASC(小さい値から大きい値)または降順:DESC(大きい値から小さい値)でソートするために使用されます。

基本的な構文は次の通りです。

SELECT 列1, 列2, ...
FROM テーブル名
ORDER BY 列1 [ASC|DESC], 列2 [ASC|DESC], ...

ソートの例

以下は、従業員のテーブルを例に挙げたソートの例です。

SELECT * 
FROM employees
ORDER BY salary ASC;

このクエリは、従業員の給与を昇順でソートします。

また、複数の列でソートすることも可能です。例えば、次のクエリでは部門が昇順にソートされ、同じ部門内では給与が降順にソートされます。

SELECT * 
FROM employees
ORDER BY department ASC, salary DESC;

まとめ

SQLのORDER BY句を使用することで、データベースから取得したデータを必要に応じてソートすることができます。ソートはデータ分析やレポート作成など、さまざまな用途で重要な役割を果たします。