データベースで作業しているとき、特定の項目の値が重複するデータを集計したい場面がよくあります。例えば、商品ごとの売り上げデータを扱う際に、同じ商品が複数の行に分かれて登録されている場合などです。
このような場合、SQLのGROUP BY句とSUM()関数を使うことで、簡単に重複するデータを加算することができます。
特定の項目の値が重複するデータを加算する方法
データベースのテーブルから特定の項目でデータをグループ化します。これにより、同じ値を持つ行が一つのグループにまとめられます。
SUM()関数を使用して、各グループ内の値を合計します。これにより、重複するデータの値が加算され、一つの集計値が得られます。
実際のクエリは以下のようになります。
SELECT product_id, SUM(amount) AS total_amount
FROM sales
GROUP BY product_id;
このクエリは、salesテーブルをproduct_idでグループ化し、各グループ内のamount列の合計を計算しています。そして、total_amountというエイリアスを付けてその合計値を表示しています。