WordPressのサイト運営において、特定のユーザーに固定ページの編集を制限したい場合があります。特に、誤って重要なページが編集されることを防ぎたい場合に有効です。この記事では、管理者権限以外のユーザーが固定ページを編集できないようにする方法を紹介します。
コードを使った方法
WordPressのテーマの functions.php ファイルに以下のコードを追加することで、管理者以外のユーザーが固定ページを編集できないように設定できます。
function restrict_page_editing() {
if (!current_user_can('administrator')) {
global $pagenow;
if ($pagenow == 'post.php' || $pagenow == 'post-new.php') {
$post_type = get_post_type($_GET['post']);
if ($post_type == 'page') {
wp_redirect(admin_url());
exit;
}
}
}
}
add_action('admin_init', 'restrict_page_editing');
このコードは、管理者権限を持たないユーザーが固定ページの編集画面にアクセスしようとすると、ダッシュボードのトップページにリダイレクトします。
プラグインを使用する方法
コードを直接編集するのが不安な場合は、プラグインを使用して同様の制限を設定することもできます。以下は、人気のある権限管理プラグインです。
User Role Editor
このプラグインを使用すると、ユーザーの権限を詳細にカスタマイズできます。管理者権限以外のユーザーに対して「固定ページを編集する」権限を取り除くことができます。
- プラグインをインストールし、有効化します。
- WordPressのダッシュボードから「ユーザー > User Role Editor」を開きます。
- 編集したいユーザーロールを選択し、「固定ページを編集」の権限をオフにします。
まとめ
管理者権限以外のユーザーが固定ページを編集できないようにする方法として、コードを追加する方法とプラグインを使用する方法があります。運営しているサイトに最適な方法を選んで、安全にページを管理しましょう。