バッチファイルを使用して自動化された処理を行う際、特定の時間だけ待機させる方法が重要です。この記事では、timeout コマンドと ping コマンドを使用して、バッチファイル内での待機処理を実現する方法について紹介します。
timeout コマンドを使用する方法
timeout コマンドは、指定した時間だけ処理を待機させることができます。以下はその使用例です。
timeout /t 10 /nobreak
echo Waiting for 10 seconds...
この例では、/t オプションで待機時間(ここでは 10 秒)を指定し、/nobreak オプションでユーザーがキーを押しても待機を中断しないように設定しています。
ping コマンドを使用する方法
ping コマンドも待機処理に利用できます。以下はその例です。
ping 127.0.0.1 -n 11 > nul
echo Waiting for 10 seconds...
この例では、-n オプションで待機する回数(ここでは 11 回)を指定しています。ping コマンドは通常、指定した回数だけ 127.0.0.1 に ping を送信することで待機を行います。この方法も、バッチファイル内での待機に便利です。
まとめ
これらの方法を組み合わせて、バッチファイルで自動化された処理の間に必要な待機時間を設定することができます。次回の自動化プロジェクトでぜひ活用してみてください。