Visual Studio Code(VSCode)は豊富な拡張機能を利用できるのが魅力です。開発効率を高めたり、コード品質を向上させたりするためにぜひ導入したい拡張機能は数多くあります。ここでは特に利用頻度が高く、初心者から中級者まで役立つおすすめの拡張機能を10個紹介します。
1. Japanese Language Pack for Visual Studio Code
VSCodeを日本語化するための公式拡張機能です。初めて使う際には必須で、UIを日本語で表示できるようになります。
2. Prettier – Code formatter
コードを自動で整形する拡張機能です。チーム開発でもフォーマットを統一でき、保存時に自動整形を行う設定も可能です。
3. ESLint
JavaScriptやTypeScriptのコード品質をチェックするためのツールです。構文エラーやベストプラクティス違反をリアルタイムで検出してくれます。
4. Live Server
ローカル環境で簡易Webサーバーを起動し、ブラウザを自動リロードしてくれる拡張機能です。HTMLやCSSの変更を即座に確認でき、フロントエンド開発に最適です。
5. GitLens
Gitの履歴を可視化する強力な拡張機能です。誰がどの行を編集したのかを確認でき、リポジトリの解析にも役立ちます。
6. IntelliSense for CSS class names
HTMLやJSX内で使用するCSSクラス名を補完してくれる拡張機能です。タイピングを効率化し、クラス名のタイプミスを防げます。
7. Path Intellisense
ファイルパスの入力を補完してくれる拡張機能です。画像やスクリプトをインポートするときに便利で、ディレクトリ構造を迷わず指定できます。
8. Auto Rename Tag
HTMLやXMLでタグを編集したとき、自動的にペアとなる閉じタグも変更してくれる機能です。記述ミスを防ぎ効率的に作業できます。
9. Bracket Pair Colorizer 2
括弧を色分けして表示する拡張機能です。ネストが深いコードでも視覚的に対応関係がわかりやすくなります。
10. REST Client
VSCode内から直接HTTPリクエストを送信できる拡張機能です。API開発やテストを行う際にPostmanのような外部ツールを使わずに済みます。
まとめ
VSCodeの拡張機能を活用することで、開発効率やコード品質は大きく向上します。まずは日本語化やコード整形、Lintといった基本的な拡張機能を導入し、その後プロジェクトの種類や作業内容に応じて追加していくのがおすすめです。自分の開発スタイルに合わせてカスタマイズし、最適な開発環境を整えましょう。