【Java】四捨五入を行う方法 Math.round()関数の使い方

Javaプログラミングにおいて、数値を四捨五入するケースは非常に多いです。特に、金額計算や科学的な計算、統計データなどでよく使用されます。この記事では、Javaで四捨五入を行う簡単かつ効率的な方法を解説します。

Math.round()関数の基本

Javaで四捨五入を行う最も一般的な方法は、Math.round()関数を使用することです。この関数は、与えられた浮動小数点数を最も近い整数に四捨五入して返します。

float型の例

float number = 3.5f;
int roundedNumber = Math.round(number);  // 結果は4

double型の例

double number = 3.5;
long roundedNumber = Math.round(number);  // 結果は4

注意点

  1. Math.round()は、引数としてfloat型を受け取る場合はint型を、double型を受け取る場合はlong型を返します。
  2. 四捨五入のルールに従い、0.5以上の場合は次の整数に、0.5未満の場合はそのままの整数に丸められます。

まとめ

Math.round()関数は、Javaで四捨五入を行うための簡単かつ効果的な方法です。float型やdouble型の数値を引数として取り、最も近い整数に四捨五入した値を返します。この関数を使用することで、複雑な数学的計算をせずに簡単に四捨五入を行うことができます。