【SQL】ALTER TABLEで項目の追加や削除、変更を行う方法

SQLデータベースを管理する際、テーブルの構造を変更する必要があることがよくあります。幸いなことに、SQLにはALTER TABLE文という強力な機能があります。この記事では、ALTER TABLE文を使用してテーブルの項目を追加、削除、および変更する方法について詳しく説明します。

テーブルに新しい項目を追加する方法

新しい項目を既存のテーブルに追加するには、次のようにします。

ALTER TABLE テーブル名
ADD 列名 データ型 [制約];

以下は実際の例です。
PhoneNumberという15桁のVARCHAR型の項目を追加します。

ALTER TABLE Employees
ADD PhoneNumber VARCHAR(15);

テーブルから項目を削除する方法

既存の項目をテーブルから削除するには、次のようにします。

ALTER TABLE テーブル名
ADD 列名 データ型 [制約];

以下は実際の例です。

ALTER TABLE Employees
DROP COLUMN PhoneNumber;

項目のデータ型や制約を変更する方法

既存の列に新しい制約を追加する場合は、次のようにします。

ALTER TABLE テーブル名
ADD CONSTRAINT 制約名 制約タイプ (列名);

以下は実際の例です。
PhoneNumberという項目に10桁という制約を追加しています。

ALTER TABLE Employees
ADD CONSTRAINT CK_PhoneNumber CHECK (LEN(PhoneNumber) = 10);

PhoneNumberの桁数を変更する場合は、次のようになります。

ALTER TABLE Employees
ALTER COLUMN PhoneNumber VARCHAR(20);

まとめ

ALTER TABLE文はSQLデータベースの管理において非常に便利なツールです。この記事を参考にして、テーブルの構造を変更する際にALTER TABLE文を効果的に活用しましょう。