【WordPress】オリジナルのカスタムショートコードを作成する方法

WordPressの強力な機能の1つに、ショートコード（短縮コード）があります。ショートコードを使用すると、簡単に特定の機能やカスタムコンテンツを投稿やページに挿入できます。しかし、WordPressのショートコードの中には、あなた独自のニーズに合うものがない場合もあります。そんなとき、独自のカスタムショートコードを作成することができます。

この記事では、WordPressでオリジナルのカスタムショートコードを作成する方法をステップバイステップで紹介します。自分のウェブサイトに合わせたカスタム機能やデザイン要素を追加し、コンテンツをより魅力的にするために役立つでしょう。

テーマのfunctions.phpファイルを編集

まず、カスタムショートコードを追加するために、WordPressテーマのfunctions.phpファイルを編集する必要があります。次のステップで進めます。

WordPressダッシュボードにログインし、外観 > テーマエディターを選択します。または、FTPを使用してサーバー上のテーマフォルダ内のfunctions.phpファイルを編集できます。

ショートコードのコードを追加

functions.phpファイル内で、新しいショートコードを定義するためのコードを追加します。以下は基本的なシンタックスです。

function my_custom_shortcode($atts) {
    // ショートコードの処理をここに記述
}
add_shortcode('custom_shortcode', 'my_custom_shortcode');

この例では、’my_custom_shortcode’関数が新しいカスタムショートコードを定義しています。’custom_shortcode’はショートコードの名前で、投稿やページで使用することができます。

ショートコードの動作を定義

‘my_custom_shortcode’関数内に、ショートコードが実行されたときに行いたい具体的な処理を追加します。たとえば、テキストを出力する場合は、以下のようにします。

function my_custom_shortcode($atts) {
    return 'これはカスタムショートコードのテキストです。';
}
add_shortcode('custom_shortcode', 'my_custom_shortcode');

ショートコードが複雑な処理を含む場合、PHPコードを追加してそれを実行できます。

ショートコードの使用

ショートコードを使用するには、WordPressの投稿、ページ、ウィジェットなどのエディターで、以下のように記述します。

[custom_shortcode]

この場合、’custom_shortcode’はあなたが定義したショートコードの名前です。

ショートコードのカスタマイズ（オプション）

ショートコードをカスタマイズするには、$atts変数を使用して属性を受け取り、それに基づいてショートコードの動作を変更できます。たとえば、ショートコードに属性を追加して、テキストをカスタマイズできます。

function my_custom_shortcode($atts) {
    $atts = shortcode_atts(array(
        'text' => 'デフォルトのテキスト'
    ), $atts);

    return 'カスタムテキスト: ' . $atts['text'];
}
add_shortcode('custom_shortcode', 'my_custom_shortcode');

ショートコードを使用するとき、属性を指定することでテキストを変更できます。

[custom_shortcode text="新しいテキスト"]