【WordPress】管理画面に独自の通知メッセージを表示する方法(成功・警告・エラー)

【WordPress】管理画面に独自の通知メッセージを表示する方法(成功・警告・エラー) WordPress

WordPressの管理画面では、投稿の保存や設定の変更後などに「更新しました」や「失敗しました」などの通知メッセージが表示されます。これらの通知は、管理者に対して操作結果をわかりやすく伝えるために非常に重要です。

この記事では、プラグインやテーマで独自の通知メッセージを表示する方法を紹介します。成功・警告・エラーの3種類のスタイルを使い分けることで、ユーザーに伝わりやすい管理画面を実現できます。

admin_noticesフックを使う

WordPressでは、admin_notices フックを使って通知メッセージを表示できます。以下のようなコードを functions.php に追加します。


// 成功メッセージの表示
function my_admin_notice_success() {
    echo '<div class="notice notice-success is-dismissible">';
    echo '<p>処理が正常に完了しました。</p>';
    echo '</div>';
}
add_action('admin_notices', 'my_admin_notice_success');

通知の種類とクラス

通知の種類に応じて、以下のCSSクラスを使い分けます。

種類 クラス名 表示例
成功 notice-success 緑の通知
警告 notice-warning 黄色の通知
エラー notice-error 赤の通知
情報 notice-info 青の通知(初期状態)

例:警告メッセージを表示する場合は次のように記述します。


// 警告メッセージの表示
function my_admin_notice_warning() {
    echo '<div class="notice notice-warning is-dismissible">';
    echo '<p>注意が必要な操作が検出されました。</p>';
    echo '</div>';
}
add_action('admin_notices', 'my_admin_notice_warning');

条件付きで表示する

例えば、URLパラメータがあるときだけ表示するなど、通知を特定の条件下で出したい場合は次のように記述します。


function my_custom_admin_notice() {
    if (isset($_GET['my_notice']) && $_GET['my_notice'] === 'shown') {
        echo '<div class="notice notice-success is-dismissible">';
        echo '<p>カスタム通知が表示されました。</p>';
        echo '</div>';
    }
}
add_action('admin_notices', 'my_custom_admin_notice');

このようにすれば、例えば投稿保存後のリダイレクト先でURLにパラメータを追加し、条件に応じて通知を出すことができます。

まとめ

WordPressの管理画面に独自の通知を表示することで、ユーザーや管理者に対するフィードバックを明確にできます。成功・警告・エラーなどのスタイルを使い分けながら、操作の結果を視覚的に伝える仕組みを導入してみましょう。