WordPressのユーザー名(ログインID)は、管理画面から直接変更できません。プロフィール画面のユーザー名欄はグレーアウトしていて編集できないようになっています。ただし、目的によって取るべき方法は変わります。この記事では、まず「表示名」と「ログインID」の違いを整理し、そのうえでログイン名そのものを変える3つの方法を紹介します。
この記事でわかること
- 多くの人はこれで十分:公開される表示名(ニックネーム)を変える
- ログイン名を変える方法①:プラグイン
- ログイン名を変える方法②:データベースを直接編集(user IDを保持)
- ログイン名を変える方法③:新ユーザー作成+移行(最終手段・注意あり)
まず確認:変えたいのは「表示名」?「ログインID」?
「ユーザー名を変えたい」理由がセキュリティ(本名やログイン名を人に見られたくない)なら、多くの場合変えるべきは公開される「表示名」で、ログインID自体を変える必要はありません。
| 項目 | 役割 | 変更 |
|---|---|---|
| ログインID(user_login) | ログイン時に入力する名前 | 管理画面から不可(プラグイン/DB/移行が必要) |
| 表示名(ニックネーム) | 記事の著者名など公開される名前 | プロフィール画面から自由に変更可 |
表示名だけ変えれば済むことが多い
ユーザー → プロフィールで「ニックネーム」を入力し、「ブログ上の表示名」のプルダウンでそのニックネームを選べば、著者アーカイブなどに出る名前を変えられます。ログイン名を露出させたくないだけなら、これで十分です。ユーザー情報の扱いはユーザー属性を取得する方法も参考になります。
ユーザー → プロフィールで「ニックネーム」を入力し、「ブログ上の表示名」のプルダウンでそのニックネームを選べば、著者アーカイブなどに出る名前を変えられます。ログイン名を露出させたくないだけなら、これで十分です。ユーザー情報の扱いはユーザー属性を取得する方法も参考になります。
ログイン名を変える前に:必ずバックアップ
作業前にバックアップを取る
ログインID(
ログインID(
user_login)を変える操作は、データベースやユーザーデータに直接影響します。作業前に必ずデータベースのバックアップを取り、管理者権限のユーザーが他にもログインできる状態にしておきましょう。万一ログインできなくなった場合の復旧はIDとパスワードを忘れた時にデータベースから直接変更する方法が参考になります。方法1:プラグインでログイン名を変更する(手軽)
最も手軽なのは専用プラグインです。「Username Changer」などのプラグインを使うと、管理画面のユーザー編集画面からログイン名を直接書き換えられます。
- 「プラグイン」→「新規追加」でユーザー名変更系プラグインをインストール・有効化
- 「ユーザー」→対象ユーザーの編集画面を開く
- 追加されたユーザー名の変更欄に新しいログイン名を入力して保存
プラグインの保守状況を確認
ユーザー名変更系プラグインは更新が止まっているものもあります。インストール前に最終更新日・対応バージョン・有効インストール数を確認しましょう。変更後はプラグインを無効化・削除しても問題ありません。
ユーザー名変更系プラグインは更新が止まっているものもあります。インストール前に最終更新日・対応バージョン・有効インストール数を確認しましょう。変更後はプラグインを無効化・削除しても問題ありません。
方法2:データベースを直接編集する(user IDを保持)
プラグインを使わない場合は、phpMyAdmin などで wp_users テーブルのuser_login を書き換えます。この方法はuser ID が変わらないため、投稿・コメント・ユーザーメタなどの紐付けがそのまま保たれるのが利点です。
- サーバーの phpMyAdmin にログインする
wp_usersテーブルを開き、対象ユーザーの行を「編集」user_loginを新しいログイン名に変更して保存
SQLで直接更新する場合は次のようになります(テーブル接頭辞は環境に合わせてください)。
SQL:user_login を変更する
-- 事前にバックアップを取得しておくこと UPDATE wp_users SET user_login = 'new_username' WHERE user_login = 'old_username';
接頭辞とバックアップに注意
テーブル接頭辞は
テーブル接頭辞は
wp_ とは限りません(インストール時に変更している場合がある)。実際のテーブル名を確認してから実行してください。操作後は新しいログイン名でログインし直します。なお user_login は半角英数字・一部記号のみが安全です。方法3:新しいユーザーを作って移行する(最終手段)
プラグインもDB操作も使えない場合は、新しいユーザーを作り、旧ユーザーのコンテンツを引き継いでから旧ユーザーを削除します。
- 新ユーザーを作成:「ユーザー」→「新規追加」で希望のユーザー名・一意のメールアドレス・パスワードを設定し、権限を「管理者」にする
- コンテンツを移行:「ユーザー」一覧で旧ユーザーを「削除」→「すべてのコンテンツを次のユーザーに割り当てる」で新ユーザーを選択して削除を実行
- メールを戻す:必要なら新ユーザーのプロフィールでメールアドレスを元のものに変更
user ID が変わる点に注意
この方法はユーザーIDが新しくなるため、ユーザーメタ・コメントの著者紐付け・プラグインがユーザーIDで保存しているデータなどが引き継がれないことがあります。投稿の著者は移行されますが、IDに依存した設定は確認が必要です。可能なら方法1・2(IDを保持できる方法)を優先してください。ユーザー権限の扱いは特定ユーザーに管理画面の機能を制限する方法も参考になります。
この方法はユーザーIDが新しくなるため、ユーザーメタ・コメントの著者紐付け・プラグインがユーザーIDで保存しているデータなどが引き継がれないことがあります。投稿の著者は移行されますが、IDに依存した設定は確認が必要です。可能なら方法1・2(IDを保持できる方法)を優先してください。ユーザー権限の扱いは特定ユーザーに管理画面の機能を制限する方法も参考になります。
よくある質問(FAQ)
QWordPressのログインID(ユーザー名)は管理画面から変更できますか?
Aできません。プロフィール画面のユーザー名欄は編集不可です。変更するにはプラグイン、データベースの
user_login を直接編集、または新ユーザーを作成して移行のいずれかが必要です。公開される名前を変えたいだけなら、プロフィールの「ニックネーム」と「ブログ上の表示名」を変更すれば済みます。QphpMyAdminでユーザー名を変更する手順は?
A①phpMyAdminにログイン②
wp_users テーブルを開く③対象ユーザーの行を編集④user_login を新しい名前に変更⑤保存。変更前に必ずデータベースのバックアップを取ってください。この方法はuser IDが変わらないため紐付けが保たれます。QログインIDとメールアドレス・表示名は別々に変えられますか?
Aはい。ログインIDは
user_login、メールアドレスは user_email、公開される表示名はニックネーム(display_name)で管理されています。メールアドレスと表示名はプロフィール画面から変更でき、ログインIDだけがプラグイン/DB/移行を要します。まとめ
- まず確認:公開名を変えたいだけなら「ニックネーム/表示名」をプロフィールで変更(ログイン名変更は不要)
- 方法1:プラグイン(Username Changer 等)で手軽に変更
- 方法2:DBの
user_loginを直接編集(user IDを保持・要バックアップ) - 方法3:新ユーザー作成+移行(最終手段・user IDが変わる)
ログイン名の変更はデータベースに関わる操作です。目的に合った方法を選び、必ずバックアップを取ってから作業しましょう。

