バッチファイルを使用して指定したフォルダの配下にあるフォルダ一覧を取得する方法をご紹介します。この方法は、Windows環境でフォルダの構造を簡単に把握したい場合に非常に便利です。
バッチファイルの作成
以下の内容をテキストエディタにコピーし、ファイル名を list_folders.bat のように .bat 拡張子で保存します。
@echo off
setlocal enabledelayedexpansion
rem 指定するフォルダパスを変数に設定
set "targetFolder=C:\path\to\your\folder"
rem 指定フォルダが存在するか確認
if not exist "%targetFolder%" (
echo 指定したフォルダが見つかりません
goto :EOF
)
rem フォルダ一覧を取得して表示
for /d %%D in ("%targetFolder%\*") do (
echo %%~nxD
)
endlocal
pause
- @echo off: バッチファイルのコマンドエコーをオフにします。
- setlocal enabledelayedexpansion: 遅延環境変数の展開を有効にします。
- set “targetFolder=C:\path\to\your\folder”: 変数 targetFolder にターゲットフォルダのパスを設定します。C:\path\to\your\folder を目的のフォルダパスに変更してください。
- if not exist “%targetFolder%”: ターゲットフォルダが存在するかをチェックします。存在しない場合はメッセージを表示してスクリプトを終了します。
- for /d %%D in (“%targetFolder%\*”) do (: ターゲットフォルダ内のすべてのサブフォルダをループします。
- echo %%~nxD: サブフォルダの名前を表示します。
- endlocal: setlocalで設定された変更を元に戻します。
- pause: スクリプトの終了前に一時停止し、出力結果を確認できるようにします。
まとめ
このバッチファイルを使用することで、指定したフォルダ配下のフォルダ一覧を簡単に取得できます。フォルダ構造の確認や整理に役立つ便利なスクリプトです。ぜひ試してみてください。