バッチファイルを使って、フォルダを自動的にコピーする方法を知りたいですか?この記事では、xcopyコマンドを使ったフォルダコピーの手順を解説します。これにより、手作業でのコピーを自動化し、効率的に作業を進めることができます。
xcopy コマンドを使った基本的なフォルダコピー
まずは、xcopy コマンドを使って、フォルダ全体をコピーする方法を見ていきましょう。以下のようにコマンドを記述します。
xcopy "C:\SourceFolder" "D:\DestinationFolder" /E /I /H /Y
- “C:\SourceFolder”: コピー元のフォルダパスです。
- “D:\DestinationFolder”: コピー先のフォルダパスです。
- /E: 空のフォルダも含め、すべてのサブフォルダをコピーします。
- /I: コピー先がフォルダであると仮定します。
- /H: 隠しファイルやシステムファイルもコピーします。
- /Y: 上書き確認をスキップします。
フォルダの内容だけをコピーする場合
特定のフォルダの中身のみをコピーしたい場合は、次のコマンドを使用します。
xcopy "C:\SourceFolder\*" "D:\DestinationFolder" /E /I /H /Y
このコマンドにより、フォルダの中にあるすべてのファイルやサブフォルダがコピーされますが、フォルダ自体はコピーされません。
まとめ
バッチファイルを活用することで、フォルダコピーの作業を自動化し、日々の作業を効率化できます。特に、複数のフォルダを定期的にバックアップする必要がある場合などに非常に便利です。xcopy コマンドの基本を覚えて、ぜひ活用してみてください。