【COBOL】USING 句でパラメーターの引き渡しを行う方法

COBOLプログラムでサブプログラムを効果的に活用する際に不可欠なのが、USING 句です。この記事では、USING 句の基本的な使い方とその重要性について詳しく解説します。

USING 句の目的とは?

USING 句は、COBOLプログラム内でサブプログラム(サブルーチンや関数)を呼び出す際に使用されます。この句を使うことで、呼び出し元プログラムからサブプログラムにデータを効率的に渡すことができます。

正しい構文と使用方法

CALL subprogram-name USING argument-1, argument-2, ..., argument-n

ここで、subprogram-name は呼び出すサブプログラムの名前であり、argument-1, argument-2, …, argument-n は渡すデータ項目です。

データの効率的な渡し方

USING 句を使用することで、データをコピーすることなくサブプログラムに渡すことができます。これにより、メモリの効率を向上させ、プログラムの実行速度を改善することができます。

注意点と最適な使用方法

  • 渡されたデータは読み取り専用として扱われるため、呼び出し元での変更は影響を及ぼしません。
  • COBOLでは、引数の渡し方を指定することができ、それによってプログラムの動作が異なることがあります。

まとめ

USING 句はCOBOLプログラムでサブプログラムを効率的に使用するための重要な機能です。正しい使い方を理解し、プログラムの効率性と保守性を向上させるために活用しましょう。