【Eclipse】メモリ使用量を調整してパフォーマンスを向上させる方法

Eclipseは、Java開発者にとって欠かせないツールの一つですが、大規模なプロジェクトを扱う際には、デフォルトのメモリ設定では十分なパフォーマンスが得られないことがあります。この記事では、Eclipseのメモリ使用量を調整する方法を紹介します。

Eclipseのインストールディレクトリ内の eclipse.ini ファイルを開く

Eclipseをインストールしたディレクトリ内にある eclipse.ini ファイルを見つけます。通常、Windowsでは eclipse.ini は eclipse.exe と同じディレクトリにあります。

見つけた eclipse.ini ファイルをテキストエディタで開きます。

メモリ設定を調整する

-Xms と -Xmx で始まる行がJava VMの最小および最大メモリサイズを設定しています。必要に応じて、これらの値を調整します。たとえば、-Xms512m は最小メモリサイズが512MBであることを示し、-Xmx1024m は最大メモリサイズが1024MBであることを示します。

-Xms512m
-Xmx1024m

変更を保存し、eclipse.iniファイルを閉じます。

Eclipseを再起動する

これで、Eclipseが新しいメモリ設定で起動されるはずです。大規模なプロジェクトを扱う際にメモリ関連の問題が解決され、スムーズな開発作業が可能になります。