【WordPress】IDとパスワードを忘れた時にデータベースを使って直接変更する方法

WordPressのログイン情報を忘れてしまった場合、通常のパスワードリセット方法がうまくいかないことがあります。そんな時に便利なのが、データベースを直接操作してパスワードを変更する方法です。本記事では、その手順を詳しく解説します。

必要な準備

データベースを直接操作するには、以下のものが必要です。

  • サーバーへのアクセス(cPanelなどのコントロールパネル、またはSSHアクセス)
  • データベース管理ツール(phpMyAdminなど)

データベースにアクセスする

まず、サーバーのコントロールパネルにログインし、phpMyAdminを開きます。コマンドラインから直接MySQLデータベースにアクセスできる場合は、その方法でも構いません。

phpMyAdmin

WordPressデータベースを選択

phpMyAdminの左側のメニューから、WordPressのデータベースを選択します。データベース名は一般的にwp_で始まりますが、サイトによって異なる場合があります。

phpMyAdmin

wp_usersテーブルを開く

データベース内のwp_usersテーブルを探してクリックし、テーブルの内容を表示します。プレフィックスが異なる場合もありますので、注意してください。

wp_usersテーブル

ユーザーIDを特定し、パスワードを変更する

パスワードを変更したいユーザーの行を見つけ、user_passフィールドを編集します。

ユーザーIDを特定し、パスワードを変更する

phpMyAdminを使用している場合は、編集モードに入り、user_passフィールドに新しいパスワードをMD5形式で入力し、編集内容を保存します。

phpMyAdminを使用している場合は、編集モードに入り、user_passフィールドに新しいパスワードをMD5形式で入力します。

新しいパスワードでログインする

WordPressのログインページに戻り、新しいパスワードでログインを試みます。

まとめ

これで、WordPressの管理画面に再びアクセスできるようになるはずです。パスワード管理は大切ですので、定期的に見直しを行い、安全な方法で保管しましょう。