WordPressのカテゴリ一覧ページに、記事数を表示する方法を紹介します。訪問者がサイト内のカテゴリを探しやすくするために、記事数をカテゴリ名の隣に表示することができます。これにより、どのカテゴリが最も人気があるかを素早く把握することができ、ユーザーの閲覧体験を向上させることができます。
さらに、サイト運営者にとっても、この機能は有用です。カテゴリ毎の記事数を確認することで、サイトのトピックの傾向を把握できます。この情報を活用して、人気のあるトピックをより多くカバーするように記事を配信することができます。
サンプル
では、具体的にどのように記事数を表示するのでしょうか。以下が、コードの例です。
function wp_category_count() {
$categories = get_categories();
$output = '';
foreach ($categories as $category) {
$output .= '<li><a href="' . get_category_link( $category->term_id ) . '">' . $category->name . '</a> (' . $category->count . ')</li>';
}
echo $output;
}
上記を functions.php に追加します。この関数は、カテゴリのリストを取得し、カテゴリ名と記事数をリストアイテムに表示します。上記の関数を使用して、以下のようにカテゴリ一覧を表示できます。
<ul>
<?php wp_category_count(); ?>
</ul>
上記をカテゴリのリストを表示したい場所に追加します。このコードを使用すると、カテゴリ名と記事数が含まれたリストが表示されます。カテゴリページやサイドバーにこのコードを組み込むことで、サイトのユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
functions.phpを編集しないパターン
functions.phpを編集しなくても、WordPressのデフォルト機能を使用してカテゴリ一覧に記事数を表示することができます。以下が、その方法です。
まず、カテゴリ一覧を表示するテンプレートファイル(例:category.php)を開きます。そのファイル内で、WordPressのwp_list_categories()関数を呼び出します。この関数は、カテゴリのリストを表示するために使用されます。
wp_list_categories()関数には、show_countパラメータがあります。このパラメータをtrueに設定すると、各カテゴリに属する記事の数が表示されます。つまり、以下のように関数を呼び出せば、記事数が表示されるカテゴリ一覧を作成できます。
<?php wp_list_categories( array(
'orderby' => 'name',
'show_count' => true,
) ); ?>
上記のコードでは、カテゴリを名前順で並べ替え、記事数を表示するように設定しています。また、この関数は、カテゴリをリスト形式で表示するために使用されます。適切な場所に上記のコードを挿入すると、カテゴリ一覧ページで記事数が表示されるようになります。
この方法を使用すると、functions.phpを編集することなく、カテゴリ一覧に記事数を表示することができます。
任意のカテゴリのみを表示したい場合
WordPressのデフォルト機能で任意のカテゴリのみを記事数付きで表示するには、wp_list_categories()関数にカテゴリのIDを指定する必要があります。
まず、表示したいカテゴリのIDを調べます。管理画面の「投稿」→「カテゴリ」で、対象のカテゴリを編集すると、ブラウザのURLに「tag_ID=○○○」というような形式でIDが表示されます。
次に、以下のようにwp_list_categories()関数を呼び出します。
<?php wp_list_categories( array(
'include' => '1,2,3', // 表示するカテゴリのIDをカンマ区切りで指定
'orderby' => 'name',
'show_count' => true,
) ); ?>
上記のコードでは、includeパラメータに表示したいカテゴリのIDをカンマ区切りで指定しています。また、カテゴリを名前順で並べ替え、記事数を表示するように設定しています。
このようにwp_list_categories()関数のincludeパラメータにカテゴリのIDを指定することで、任意のカテゴリのみを記事数付きで表示することができます。
まとめ
以上で、WordPressでカテゴリ一覧に記事数を表示する方法を紹介しました。
まずは、functions.phpファイルを編集して実装する方法を紹介しました。functions.phpファイルを編集することで、全てのカテゴリ一覧に記事数を表示することができます。この方法は、一度設定すれば全てのページで記事数が表示されるため、管理が楽になるというメリットがあります。
次に、functions.phpファイルを編集せずに任意のカテゴリに記事数を表示する方法を紹介しました。wp_list_categories()関数のincludeパラメータにカテゴリのIDを指定することで、特定のカテゴリのみに記事数を表示することができます。この方法は、カテゴリごとに個別に設定することができるため、細かい管理ができるというメリットがあります。
どちらの方法も、WordPressのデフォルト機能を使用して実装できるため、プラグインを使用する必要がありません。ぜひ、上記の方法を参考にして、あなたのWordPressサイトに記事数を表示してみてください。