【Oracle】シーケンスの確認方法

Oracleデータベースでシーケンス(Sequence)を確認する方法をまとめました。

データベースビューを使用する

SELECT sequence_name, last_number
FROM user_sequences;

上記のクエリでは、現在のユーザーが所有するシーケンスとその最後の値を表示します。ユーザーによっては、user_sequencesの代わりにall_sequencesやdba_sequencesを使用することがあります。権限によってアクセスできるビューが異なります。

データディクショナリビューを使用する

SELECT SEQUENCE_NAME, LAST_NUMBER
FROM ALL_SEQUENCES
WHERE SEQUENCE_OWNER = 'ユーザー名';

ALL_SEQUENCESビューは、データベースに存在するすべてのシーケンスを表示します。SEQUENCE_OWNERを指定して特定のユーザーのシーケンスを確認できます。

SQL*Plusを使用する

SQL*Plusなどのコマンドラインツールを使用している場合、以下のコマンドを実行できます。

DESCRIBE シーケンス名;

これにより、シーケンスの詳細情報が表示されます。

PL/SQLを使用する

PL/SQLブロックを作成してシーケンスの値を取得することもできます。

DECLARE
  seq_value NUMBER;
BEGIN
  SELECT シーケンス名.NEXTVAL INTO seq_value FROM dual;
  DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('次のシーケンス値: ' || seq_value);
END;

上記の例では、シーケンス名.NEXTVALを使用して次の値を取得し、DBMS_OUTPUT.PUT_LINEで出力しています。

まとめ

これらの方法のいずれかを選択して、特定のシーケンスの情報を確認できます。データベースのバージョンやアクセス権によって、使用できる方法が異なる場合があります。