WordPressでブログ運営をしていると、記事の途中に広告を自動で挿入したいケースがあります。手動で毎回挿入するのは手間ですが、フィルターフックを使えば自動で広告を埋め込むことができます。
the_contentフィルターを活用する
WordPressでは投稿本文の出力時にthe_content
フィルターが適用されます。これを利用して、特定の位置に広告コードを挿入する処理を追加します。
広告を挿入するカスタム関数の作成
以下のコードをfunctions.php
に追加することで、投稿本文の2番目の段落の後に広告を自動挿入することができます。
function insert_ad_to_content($content) {
if (is_single() && in_the_loop() && is_main_query()) {
$ad_code = '<div class="ad-box">ここに広告コード</div>';
$paragraphs = explode('</p>', $content);
if (count($paragraphs) > 2) {
// 2つ目の段落のあとに挿入
array_splice($paragraphs, 2, 0, $ad_code);
}
$content = implode('</p>', $paragraphs);
}
return $content;
}
add_filter('the_content', 'insert_ad_to_content');
広告コードのカスタマイズ
$ad_code
の中には、Google AdSenseの広告タグやアフィリエイトバナーなどを自由に記述できます。CSSでスタイルを整えることで、見た目も調整可能です。
CSSで広告の見た目を整える
たとえば以下のようにCSSを記述すると、広告枠に枠線や余白をつけることができます。
.ad-box {
margin: 30px 0;
padding: 15px;
border: 1px solid #ccc;
text-align: center;
}
まとめ
投稿本文に自動で広告を挿入することで、手動作業を省きながら広告収益を効率的に得ることができます。the_contentフィルターを活用すれば柔軟なカスタマイズも可能なので、サイトの構成に応じて調整してみてください。